ダブルプレーと併殺打の違い

ダブルプレーと併殺打の違い

ダブルプレーと併殺打の違い

- 概要 -

ダブルプレーとは、一回の打撃に対して二つのアウトを取ることである。併殺打とは、内野ゴロでランナーとバッダーの両者がアウトになることである。

- 詳しい解説 -

ダブルプレーとは、野球やソフトボールにおいて、一回の打撃において、バッターとランナーの両者がアウトになることである。塁上のバッターやランナーをアウトにする方法で、タッチアウトとフォースアウトが存在し、フォースアウトができる条件が揃うと、ダブルプレーが起きやすい。一般的に一番多いパターンでは、ファーストランナーがおり、ノーアウトかワンナウトの状況で、バッターが内野ゴロを打った場合、ゴロを処理した内野手はまずセカンドでランナーをアウトにし、そのあとファーストへボールを投げバッターをアウトにする。これで一つの内野ゴロでランナーとバッターを同時にアウトにでき、二つのアウトを取ることができる。他にも飛球をバッターが打ったにもかかわらずランナーが走ってしまった場合、飛球を処理した野手はランナーがベースへ戻る前にベースをタッチすればランナーもアウトにすることができる。

併殺打とは、ダブルプレーの中でも、前述の内野ゴロでダブルプレーを成立させた場合のみに用いられる用語である。