- 概要 -
徴収とは、国や団体が規約に基づきお金を請求することである。領収とは、何かの対価としてお金を受け取ることである。
- 詳しい解説 -
徴収とは、国や団体が規約や規則に基づいてお金を請求し集めることである。商店などのお店が商品の対価としてお金を受け取ることなどは徴収とは言わない。しかし、個人であっても、例えば、何かの会費を集める際などは、徴収するという表現を用いることがある。そのため、会費や税金、手数料など、定められた金額のものを集めることを指して用いられる。何か支払う対価が明確にあるわけでなく、規定として定められているために納めるという場合も多い。
領収とは、お金を受け取ることであり、商店などのお店が商品の対価としてお金を受け取ることも領収と言われる。そのため、商品の代金を支払った証明として発行される証書を「領収証」と呼ぶ。前述の徴収と違い、支払いの対価が存在するのが基本であり特徴である。