- 概要 -
もしかしたらとは、不確定なことを述べる際に用いられる。もしかしてとは、不確定なことを訪ねるときに用いられる。
- 詳しい解説 -
もしかしたらとは、英語でいうならば「if」に相当する言葉であるが、日本語でこの「もし」という表現を使う場合、本来は「もし?ならば?」というように、「もし」の後に入る部分にかかる結果が「ならば」の後に入ることになる。例えば、「もし、星空が見えているならば、明日は晴れるかもしれない」という具合である。
「もしかしたら」とは、これに比べ口語的な表現で、前述でいうところの「もし」の後に入る、導き出される結果の根拠になる部分を省略している(言わない)言い方である。同じ例文で言い換えて見ると、「もしかしたら、明日は晴れるかもしれない」となる。明日は晴れるという根拠が省略されているのがわかる。
「もしかして」とは、前述の「もしかしたら」と同じように、口語的で根拠を省略した表現であるが、多くの場合疑問文で用いられる。同じ例文であれば、「もしかして、明日は晴れるかしら?」というように用いることができる。