- 概要 -
ジャージー牛とは、乳牛として飼育されることが多いが、量は少ないものの、脂肪が多く濃厚な為、バターなどを作るのに向いている。ホルスタインとは、乳牛として代表的な品種。
- 詳しい解説 -
ジャージー牛とは、牛の品種の一つで、乳牛として飼育されていることが多い。乳牛として有名なホルスタインに比べて、一頭から取れるミルクの量は少ないが、脂肪分が高く、濃厚なミルクが取れるのが特徴である。栄養価も高く、少し黄色がかっている。その特徴を生かして、バターなどの乳製品に向いていると言われている。牛の品種の中でも体が大きくないこと、成長が遅いこと、肉の色が商品に向かないなどの理由により、肉牛として飼育されることは少ない。
ホルスタインとは、特に日本において乳牛として代表的な牛の品種である。日本では乳牛として飼育されることが多いが、欧州では、肉牛として飼育されている場合もある。乳質は薄めで、脂肪分もジャージー牛と比べても低い。飼育のしやすさ、搾乳量の多さなどの飼育効率の良さゆえ、どの国においてもよく飼育されている品種である。