蓄温と保温の違い

蓄温と保温の違い

蓄温と保温の違い

- 概要 -

蓄温とは、熱を蓄えることができることで、熱さ冷たさ両方に用いられる。保温とは、温度を保つことである、一般的に保冷と対比して温かい温度を保つことを指して用いられる。

- 詳しい解説 -

蓄温とは、熱を蓄えることができることで、熱さ冷たさ両方に用いられる。蓄熱と言われることもある。暖房器具などで用いられたり、保冷剤などに「蓄熱効果があります」などと記載されていたりする。また、ただ温度を保つだけでなく、その蓄えた熱を取り出し利用できる(他のものに影響を与えることができる)のが蓄温の大きな特徴である。

保温とは、温度を保つことである、一般的に、冷たさを保つものを保冷と言うが、それと対比して温かい温度を保つことを指して用いられることが多い。前述の蓄温と大きく違うのは、先ほどの蓄温が蓄えた熱を利用できたのに対して、この保温は、ただ単に温度を保つことができるという点である。一般的には、あまり意識されていないが、販売などをする際は、保冷剤と蓄熱剤が区別され記載されている場合も多い。