新米と古米の違い

新米と古米の違い

新米と古米の違い

- 概要 -

新米とは、その年に収穫され出荷された米のことである。古米とは、前の年に収穫された米のことである。さらにその前の年だと古々米と呼ぶ。

- 詳しい解説 -

新米とは、その年に収穫され出荷された米のことである。日本農林規格法(JAS法)によると、新米という表記をしていいのは、収穫された年の年末までに包装し出荷したものとされている為、収穫から1年たっていなくても、包装されるのが翌年になってしまえば、新米と表記することはできない。新米は、含んでいる水分が多い為、みずみずしく、香りがよく、ツヤが良い。水分が多い為カビやすいという弱点もある。

古米とは、前の年に収穫された米のことである。さらにその前の年だと古々米と呼ぶ。新米に比べ、硬く、粘りが少なく、光沢もないのが特徴である。水分が少ない為、炊いた際はよく水を吸って膨れる。このことから、酢飯を作る時は、古米を使うとよく酢がしみる為、古米を使ったり、古米と新米を混ぜて使うことよい。古米の良い面を好む人もおり、国によっては古米の方が値段が高いという場合がある。(日本も昔は古米の方が値段が高いのが一般的だった)