不条理と理不尽の違い

不条理と理不尽の違い

不条理と理不尽の違い

- 概要 -

不条理とは、道を外れているありえないこと、筋が通らないことである。理不尽とは、おさまりがつかない、筋が通らない状況がつきないことである。

- 詳しい解説 -

不条理とは、道を外れているありえないこと、筋が通らないことである。「条理」とは、道理にかなっていること、筋道が通っていることであり、「不条理」とはそうではない、つまり条理を保てていないということである。

理不尽とは、おさまりがつかない、筋が通らない状況がつきないことである。「理」とは、「理にかなってる」というように、道理、おさまる、もっともである、という意味がある。「不尽」とは、尽きない、絶えることがないという意味がある。つまり、おさまりがつかない、筋が通らないことが、尽きない、絶えることがないという意味である。

この2つの後は、同じような状況で使うことができるが、理不尽の方が、回数が多いことや、その度合いが強いことをより表すのに適している。