- 概要 -
ハゼとは、スズキ目ハゼ亜目の魚の総称である。数多くの種類が存在する。ムツゴロウはスズキ目ハゼ亜目ハゼ科に属する干潟に生息する魚である。
- 詳しい解説 -
ハゼとは、スズキ目ハゼ亜目の魚の総称である。マハゼ、アゴハゼなどが有名であるが、種類は2100以上と言われており数多くの種類が存在する。ハゼは干潟、川、海など、様々な場所で生息するが、ハゼの多くは腹を地面、海底、川床につけるようにして生息するのが特徴である。ハゼの中でも、小さなゴマハゼやその仲間は、日本で生息する脊椎動物の中で最小である。体の色は生息する場所に合わせた保護色であることが多い。
ムツゴロウはスズキ目ハゼ亜目ハゼ科に属する干潟に生息する魚である。同じハゼの仲間で同じく干潟に生息するトビハゼよりも倍ほどの大きさがある。干潟に巣穴に生息しているが干潮時には干潟の上を這って活動する。日本では有明海や八代海が生息地として有名であるが、東アジアに分布し朝鮮半島や中国、台湾でも観られる。