通達と連絡の違い

通達と連絡の違い

通達と連絡の違い

- 概要 -

通達とは、一方的に組織や機関から伝えられる知らせである。連絡とは、双方向に行えるお互いに伝え合うことができる手段である。

- 詳しい解説 -

通達とは、一方的に組織や機関から伝えられる知らせである。その特性上、一般的には上位にある機関などが、下位にある機関や職員などに対して一方的な知らせを出す時などに「通達」と言われることがある。本来は、伝えられる内容は定義としては含まれていないはずであるが、一方的なもので、自分の予測しないものであったり、また、自分にとっては受け入れがたいものであったりする為、「通達」と聞くと、あまり良いイメージを持たない(良い知らせとは思わない)ということが多い。ただ、昇進などが通達で知らされることもあり、すべてが悪い知らせというわけではない。

私生活においては、上下関係を思わせる「通達」という言葉を使うことはほとんどない。その代わりに連絡という言葉をよく用いる。

連絡とは、双方向に行えるお互いに伝え合うことができる手段である。例えば、「彼とはよく連絡を取り合っている」などと用いることができるが「彼とはよく通達を取り合っている」と用いることはできない。