- 概要 -
滝とは、川や湖が、地形によって段差が生じている場所において、勢いよく水が落下している場所のことである。瀧とは、滝と同じ意味で用いられる。
- 詳しい解説 -
滝とは、川や湖が、地形によって段差が生じている場所において、勢いよく水が落下している場所のことである。幻想的で壮大な自然の風景を作り出して、人を魅了する。世界最大の滝である、イグアスの滝やアメリカとカナダの国境にある、ナイアガラの滝などが有名である。冬になると滝の水が凍り、大きな氷の柱を作ることがあり、氷瀑と言われ、日本の滝でも氷瀑が見られる滝が存在する。
瀧とは、滝と同じ意味で同じように用いることができる。当用漢字として「滝（瀧）」となっており、どちらも使うことができるが、通常は「滝」が優先される。（現在の常用漢字表でも同じ「滝（瀧）」の表記）ただ、名前や地名など固有名詞として「瀧」が用いられることもあり、その場合は、固有名詞に従い「瀧」を用いるのが、一般的である。この「瀧」をめぐっては、名前に用いれるか裁判まで行われいる。用いたい親側が勝訴し、結果、名前として用いることができる漢字が定めらている戸籍法施行規則が改正された。