- 概要 -
早産とは、妊娠22週から37週の期間に出産することである。流産とは、妊娠22週未満で胎児が分娩されることである。
- 詳しい解説 -
早産とは、妊娠22週から37週の期間に出産することである。原因は様々であるが、いずれにしても危険である。生まれてくる胎児はまだ成長過程にある為、体重も軽く、肺の発達も途中の為、呼吸器系の病気のリスクが高いと言われている。特に29週より前の早産の場合は、胎児は自身で呼吸するのが難しいと言われており、後遺症のリスクもある。もし、分娩された胎児が生きていない場合は死産と呼ばれる。
流産とは、妊娠22週より前に、胎児が分娩されることである。流産の場合、死産(法律上は、妊娠13週以後を死産と言う)となることが多かったが、医療の進歩により、流産であっても必ずしも死産となるというわけではない。また、妊娠に気づかずに流産してしまうというケースもある。母親の年齢が高ければ高いほど、流産の確率も高まるといわれている。