- 概要 -
精読とは、一つ一つ吟味しながら熟読することである。通読とは、全体を一通り読んでしまうことである。
- 詳しい解説 -
精読とは、一つ一つ内容を吟味しながら、注意深く読むことである。細かい点も、隅々まで読むこと、丁寧に読むことである。同じような言葉で、「熟読」や「味読」などがあるが、正確にはそれぞれの意味は異なり、「精読」は注意深く読むこと、「熟読」は精読した結果内容を読み取ること、「味読」は味わって楽しみ読むことである。
通読とは、全体を一通り読んでしまうことである。内容を理解したか(出来たか)や、味わって読んだかなどは重要ではなく、“初めから終わりまで読んだ”という点が、通読の表すところである。