- 概要 -
知るとは、ある分野の知識を深めること、ある事実を知ることである。学ぶとは、特定の分野の勉強を行うことである。
- 詳しい解説 -
知るとは、ある分野の知識を深めることである。また、今まで知らなかったある事実を知ることである。この言葉は、行為や行動を指す意味よりも、自分自信に起きた、知識が増えた、理解した、知らなかったことを知った、などの変化に重点を置いた表現である。例えば、「半年勉強したぐらいでは、君はまだ何も知らない」というような用い方は、その点が顕著に表れている。
学ぶとは、ある分野の知識を深めるために、勉強を行うこと、誰かに教えてもらうことである。この言葉は、前述の知るとは逆で自分に起きた変化よりも、変化を期待し、行った行動の方に重点を置いた表現である。例えば、「大学で四年間も学んだのに、何も身についていない」などのように、自分には期待された結果が起きていない場合でも、行った行動に対して、学ぶという表現を用いることができる。