- 概要 -
習慣とは、長い間繰り返し行われており、そうすることが当たり前になっていることである。習性とは、動物などその種に見られる特徴的な行動のことである。
- 詳しい解説 -
習慣とは、長い間繰り返し行われており、そのようにするのが当たり前になっていることである。また、繰り返しなにかを行うこと自体を指して述べることもある。例えば、「この村では祭りの時は、子供から老人まで踊るのが習慣となっている」「我が家では、初詣は家族全員で行う習慣がある」「寝る前に歯磨きをすることを習慣とする」というように、大きなことから小さなことまで、長年、繰り返し行われていることに対して用いられる。
習性とは、動物などで、その種特有の特徴的な行動のことをいう。また、前述の習慣が染みついて性質となって見られる時など、習性という表現を用いることがある。ただ、その場合もある種特有の特徴的な行動に対して用いられ、個人に対して用いられること少ない。例えば「サラリーマンの習性」という表現が用いられることがあるが、これは、サラリーマンが習慣と行い続けていることが染み付き性質となって見られている状況、また、サラリーマンという種に見られる特有の行動を指している。