資金と資本の違い

資金と資本の違い

資金と資本の違い

- 概要 -

資金とは、現金や預金などすぐに用いることができるものである。資本とは、土地なども合わせた全ての資産から負債などがあれば差し引いたものである。

- 詳しい解説 -

資金とは、現金や預金などすぐに使うことができるものである。会社であれ、自営業であれ、何か事業を始める時、また、運用してく為にはこの資金が必要になる。すぐにお金として用いることができるのであれば資金とされることが一般的な為、証券などをはじめとした金融資産も資金と言える。

資本とは、不動産や未回収の売上金などを含めた、現金として手元にある、もしくはすぐに現金化できるものではないが、財産として確実なものを資産とよぶ、その資産から、負債などがあれば差し引いたものが資本である。手元の現金はあるが、不動産などは持っておらず逆に負債がある場合は、資金はあるが資本がない状態と言える。逆に、手元に現金がなく、不動産や未回収の売上金などがある場合、負債などがなければ、資金はないが資本はある状態と言える。