コニャックとワインの違い

コニャックとワインの違い

コニャックとワインの違い

- 概要 -

コニャックとは、フランスのコニャック地方のブランデーである。ワインとは、果実を発酵させ造られた酒である。

- 詳しい解説 -

コニャックとは、フランス西部のコニャック地方でつくられる高級とされるブランデーである。このように、特定の地方で造られるものがブランド化しているものは、シャンパンを始めお酒では幾つか見られる。スパークリングワインの中でも、シャンパーニュ地方で造られた物しかシャンパンと呼ばないのと同じように、ブランデーの中でもコニャック地方で造られた物がコニャックという具合である。

ちなみに、ブランデーの語源はノルウェー語の「brandeviin」であり、これは、「焼いたワイン」という意味である。その意味のとおり、ブランデーはワインを蒸留することによって造られる。

ワインとは、果実、主にぶどうの果汁を発酵させて造られる醸造酒である。主に赤ワイン、白ワイン、ロゼワインに分類できる。赤ワインは主に黒ぶどうや赤ぶどうを原料とし、果実をまるごと発酵させる。白ワインは主に白ぶどうを原料とし、果汁だけを発酵させる。ロゼワインはフランス語でピンク色を意味する「ロゼ」と名付けられている通り、ピンク色をしたワインである。