国営と国有の違い

国営と国有の違い

国営と国有の違い

- 概要 -

国営とは、国が営業を行っている企業や施設のことである。国有とは、全権を握っているわけではないが、国が一部の株を所有していたりする企業のことである。

- 詳しい解説 -

国営とは、国が営業を行っている企業や施設のことである。一般的に国民の生活の為に必要不可欠なサービスを、安定して提供する為にそのようなサービスを提供する企業が国営であるというのが一般的である。ただ、先進国においては、様々な企業が存在し、そのようなサービスも国民(顧客)が企業を選べるというシチュエーションが多くある。このような場合、国営企業を民営化し、価格競争やサービス競争した上でより良いサービスを国民が選べるようにするということも多い。

国有とは、国が所有している土地など、財産のことである。その中には、株など企業に関するものもある。そのような、国が株式を所有している企業を国有企業と呼ぶ。また、前述の国営企業に関しても、国が有している企業である為、国有企業と言われることもある。