- 概要 -
公平とは、偏りがなく皆が同じように何かをしたり、されたりすることである。平等とは、皆同じように扱うこと、扱われることである。
- 詳しい解説 -
公平とは、偏りがなく皆同じように何かをしたり、されたりすることである。その為、公平とは、もともと差があるものを、手を加えることによって均一をとることである。例えば、所得税などの税金が、高所得者も低所得者も同じ金額というのではなく、所得に応じて金額が違うことは「公平」と言える。本来であれば、差が生じているところを皆が同じような負担を負ったりやサービスを行うことは公平と言える。
平等とは、皆同じように扱うこと、扱われることである。その為、平等とは、もともと差があったとしても、同じように扱われる。例えば、消費税などは、同じ金額の同じ商品を買えば、高所得であろうと低所得であろうと同じ税率を払わなければならない。このように平等は、どのような立場や力の差などがあったとしても同じように扱われる。