形成外科と美容整形の違い

形成外科と美容整形の違い

形成外科と美容整形の違い

- 概要 -

形成外科とは、治療や事故によって損なわれたり、先天的な異常を治療するもので、基本的に保険が適用される。美容整形とは、形成外科技術を応用して、美容を目的として行われるもので、基本的に保険の適用は難しい。

- 詳しい解説 -

形成外科とは、治療や事故によって損なわれたもの、例えば、やけどによって皮膚がただれたり形が変形してしまった患部、また、何らかの手術によって見かけが損なわれたりした場合や、先天的な疾患などがある場合、失われた部分を再建したり、整えたりすることである。基本的に、必要な治療として判断され保険が適用される。

美容整形とは、本来前述の形成外科で用いられていた技術が応用され、疾患があるわけではないが更なる美容を求めて、例えば、シワを伸ばしたり、豊胸をするなどの処置を行うことである。一般的に治療が必要な状況ではないと判断され保険は適用されない。また、施術する側も、大学病院などでは、形成外科はあるが、美容整形は行っていないというのが一般的である。