軽工業と重工業の違い

軽工業と重工業の違い

軽工業と重工業の違い

- 概要 -

軽工業とは、食品や繊維など軽い物を生産する工業のことである。重工業とは、自動車や飛行機など重い物を生産する工業のことである。

- 詳しい解説 -

軽工業とは、食品工業、繊維工業、製紙・パルプ工業、印刷業、玩具製造などの雑貨工業など、比較的重量の軽い物を生産する工業のことである。その特質上、消費されるものが分類されることが多い。
重工業とは、鉄鋼業、自動車工業、造船業、機械工業など比較的重量の重い物を生産する工業のことである。

日本では、明治時代「富岡製糸場」をはじめ、繊維工業が盛んであった為軽工業が多かった。

その後、「八幡製鉄所」をはじめ、鉄鋼業や自動車工業などが盛んになった。重工業、重化学工業が盛んな太平洋ベルト地帯と呼ばれる工場地帯も登場した。

一方、現代でも、日本の工場は中小工場が多く、軽工業とともに、重工業の大きな工場に収める小さな部品を作る関連工場が多くある。