- 概要 -
いぼ痔とは、肛門もしくは肛門近接部にいぼができる病気である。切れ痔とは、肛門の皮膚、粘膜がただれたり細かく裂ける病気である。
- 詳しい解説 -
いぼ痔とは、肛門もしくは肛門近接部にいぼができる病気である。専門的には「痔核」といい、肛門の外にいぼができているものを「外疣核」肛門の内（中）にできるものを「内痔核」という。
外痔核は、いぼが刺激される時などに、激しく痛むことがある。内痔核は、肛門の内側（中）にいぼができており、この場所は知覚神経がない為、痛みを感じることは少ない。しかし、排便の際、出血したり、いぼが外へただれ出てくることがあり、嵌頓痔核と呼ばれる状態になると、緊急処置が必要である。
切れ痔とは、文字通り肛門の皮膚、粘膜がただれたり細かく裂ける病気である。はじめは少しの傷が治る際に硬くなり更に肛門を狭めることによって、また切れる、裂けてしまうという悪循環に陥ることがある。