協力と支援の違い

協力と支援の違い

協力と支援の違い

- 概要 -

協力とは、ある目的を達成する為に力をあわせることである。支援とは、他の人を助けること、支えることである。

- 詳しい解説 -

協力とは、目的を達成する為に、他の人と力を合わせることである。協力している人や団体同士が、どのくらいの力を注ぐかに違いがでることはあるが、基本的には、同じ土俵や立場に立って物事を進めていく状況が見られるのが一般的である。また「協」という時は、「妥協」などにも用いられることからわかるように、調和する、釣り合いをとるという意味もある。その為「協力」とは、同じ立場に立って調和して力をあわせることである。

支援とは、他の人を助けること、支えることである。その為、より積極的に物事に介入していく協力とは違い、あくまで物事を進めるのは当事者であり、その当事者が物事をうまく進めることができるように、助けること、支えることである。「支援物資」のように、単純に助けることや手を差し伸べることを指して「支援」という表現が用いられることもある。このように「支援」は「一方的な」ものであることが多い。