恐怖症とパニック障害の違い

恐怖症とパニック障害の違い

恐怖症とパニック障害の違い

- 概要 -

恐怖症とは、特定のものや人、もしくは状況に対して、強い不安や恐怖を持ってしまうことである。パニック障害とは、突然、激しい動悸やめまいなどの発作が起きることである。

- 詳しい解説 -

恐怖症とは、特定のものや人、もしくは状況に対して、強い不安や恐怖を持ってしまうことである。たいていの場合、過去に経験したことからトラウマとして恐怖が残っており、頭では理解しているものの恐れの気持ちを制御できないという場合が多い。「閉所恐怖症」「先端恐怖症」「対人恐怖症」「高所恐怖症」など、種類は多岐に及ぶ。

パニック障害とは、突然、激しい動悸やめまいなどの発作が起きることである。また、その発作を恐れていることである。強いストレスにさらされた時に、自分の意思とは関係なく、鼓動や呼吸が速くなり、4つ以上の特定の症状が現れる「パニック発作」また、そのような状況に再度陥るのではないかという恐怖を感じる「予期不安」や、そのような状況を起こした際、自分自身では対処できない、その場から逃れられないという不安を持つ「広場恐怖」がパニック障害に含まれる。