キックとセルの違い

キックとセルの違い

キックとセルの違い

- 概要 -

キックとは、バイクなどでエンジンをスタートさせる際に、エンジンについたペダルを足で蹴り動かすことによってエンジンをかけることである。また、そのペダルのことである。セルとは、バイクや車などでエンジンをスタートさせる際に、モータによりエンジンをかけることである。また、そのモータのことをセルモータと呼ぶ。

- 詳しい解説 -

一般的にエンジンは、シリンダ内で燃料が爆発し、ピストンが押し下げられる上下運動を回転運動に変えていてる。その為、一度エンジンが動き始めれば、惰性で上下運動が続き、それにより次の爆発も起き、エンジンが継続的に動き続けることができる。ただ、エンジンが動き始める際は、きっかけを与えてあげる必要がある。

キックとは、そのきっかけをエンジンに与える為に、エンジンについたペダルを足で蹴り動かすことによって、エンジンをスタートさせることである。また、その装置のことを「キックペダル」という。車ではなく、バイクで主に使われる。

セルとは、そのきっかけをエンジンに与える為に、モータでエンジンを回し、エンジンをスタートさせることである。また、そのモータのことを「セルモータ」という。英語では「starter motor」といい「セルモータ」とは和製英語である。