- 概要 -
帰国子女とは、主に学齢期に海外で生活を送り、その後帰国した人のことである。留学生とは、勉強する為に海外へ行く学生のことである。
- 詳しい解説 -
帰国子女は、主に学齢期に海外で生活を送り、その後帰国した人のことである。帰国子女は、勉強をする為に海外へ渡り生活をしていたわけではなく、多くの場合、親の仕事の為など、自分の意思ではなく学齢期に海外で生活をした人のことである。その為、年齢層は比較的低いことが多く、言語だけでなく、文化や価値観の影響も受けやすい。「帰国子弟」という語もあるが、「帰国子女」の「子」とは「男子」も含んだ意味の為、男子の場合も「帰国子女」と言われる。
留学生とは、勉強する為に海外へ行く学生のことであるが、ほとんどが自分の意思で海外へ行くという点が、帰国子女と大きな違いである。その為、帰国子女が主に子供時代の経験であるのに対し、留学をするのは、自分で意思決定が行える年齢での経験と言える。