拡大と拡充の違い

拡大と拡充の違い

拡大と拡充の違い

- 概要 -

拡大とは、敷地や規模などを、広げて大きくすることである。拡充とは、設備や組織などを広げ充実させることである。

- 詳しい解説 -

拡大とは、敷地や規模などを、広げて大きくすることである。場所や物など、実際に目に見えるものの他に、プロジェクトや会社、組織など、実際には目に見えないものにも用いられる。

拡充とは、設備や組織などを広げ充実させることである。施設や設備を拡大し充実させるなど、実際に目に見えるものの他に、プロジェクトや会社、組織など、実際には目に見えないものにも用いられる。
「拡大」と「拡充」の違いが、「拡大」が外面的な広がりを指しているのに対し、「拡充」は内面的な広がり、充実を指していることである。

例えば、工場の建物を大きくしても、中の人員や設備を増やしていない場合は、工場を拡大したとは言えるが、拡充したとは言えない。
この為「拡大した」と言われるより「拡充した」と聞く方が、聞こえがよく、より良いものを想像する。