改正と改定の違い

改正と改定の違い

改正と改定の違い

- 概要 -

改正とは、間違っていた箇所、ふさわしくない箇所を正すことである。改定とは、すでに決まっている法律や決まりを新たに定め直すことである。

- 詳しい解説 -

改正とは、改めて正すことである。法律や決まりごとの中で、間違っていた箇所、ふさわしくない箇所など、修正を加えたほうがいい箇所を、正すことである。例えば、出版物は、初版と言われる一番初めに印刷され出版されたものから、誤字脱字、ふさわしくない箇所を修正し、次の版を印刷、出版することはよくある。このような場合、本の題名や内容は変更を加えられなず、むしろ一般の人にはどこが修正されたかを探すほうが難しいほどである。このような場合は「改正」されたと言える。

改定とは、改めて定めることである。法律や決まりごとのを、変更したほうがいい事項、決め直して定め直したほうがいい事項を、改めて決め直し、定め直すことである。前述の改正とは異なり、誤字脱字を修正するレベルではなく、意味すること、内容が変わるほどの変更を加える時、加えられた時は「改定」を用いるほうがふさわしい。