絵画と版画の違い

絵画と版画の違い

絵画と版画の違い

- 概要 -

絵画とは、主に平面上の紙や布などに絵を描いたものである。版画とは、凹凸を用いて、絵を紙などに刷ることである。

- 詳しい解説 -

絵画とは、紙や布に、直接絵を描いたものである。絵の具やペンキ、鉛筆や筆など、方法や使われる道具は多岐にわたる。また、人物、風景、動物、抽象的な絵など、描かれる対象も様々である。直接描いていくことから、同じものを作ることは簡単ではない。また、壁や建築物、岩などに描かれることもあり、何に描かれているかによって「壁画」「岩壁絵」などとど呼び分けられる。

版画は、木や石などを掘るなどして、凹凸を作り、インクなどを塗布し、紙などの印刷物に押し付けることによって、絵画を作ることである。一度、版を作ってしまえば、同じ絵を作成することは比較的容易である。版の作り方は様々であり、木などを彫って凹凸を作る場合や、紐や紙や落ち葉などを重ね合わせていき凹凸を作るなど様々である。