- 概要 -
思い入れとは、何かを深く心に思うこと、止めることである。思い込みとは、物事の解釈を、決め付けて信じきること、他の考えを受け付けないことである。
- 詳しい解説 -
思い入れとは、何かを深く心に思うこと、止めることである。多くの場合、対象があり、それに対して強い思いを持っていることが多い。例えば「父の形見の時計には思い入れがある」「演技に対する思い入れが強い」などである。また、言葉ではなく思いを行動や仕草で表すことや表れてる様に対して用いられることもある。
思い込みとは、物事の解釈を、決め付けて信じきっていること。他の考えを受け付けない、受け付けられない状況のことである。
このように言葉の意味として、「思い入れ」と「思い込み」を説明することは簡単であるが、自分の感情が「思い入れ」なのか「思い込み」なのか判断するのは難しいことがある。例えば、何年もかかって実現までたどりついたプロジェクトには、強い「思い入れ」があるだろう。ただ、それだけ「思い入れ」があるプロジェクトだから絶対成功するというのは「思い込み」の場合もある。自分の中の「思い入れ」が、いつの間にか「思い込み」にすり替わっていないか冷静に判断することができなければ、「思い入れ」のある大切なものも失う結果になりかねない。