祈ると念じるの違い

祈ると念じるの違い

祈ると念じるの違い

- 概要 -

祈るは、願いを神や仏などに願うこと。また、望みのことである。念じるは、心の中で唱えること。また、自分自身に言い聞かせることである。

- 詳しい解説 -

祈りは、神や仏など崇拝の対象に対して、心の中でもしくは声に出して自分の望みを願うこと、また、その行為のことをいう。それとは別に「成功を祈る」「健闘を祈る」など、望みそのものを表すこともある。

祈るという行為は、多くの宗教で基本的な活動といえる。宗教や宗派によって時間や形式が決められていたりと多種多様である。内容も、意思疎通を図る内容、願い、罪の告白、感謝など様々である。また、黙祷なども祈りの一種である。

念じるは、心の中で祈ること、願いや思いを唱えることをいう。また、「念」という言葉には、気持ち、思いという意味があり、心の中で常に思っていること、思い描いていること、気をつけていること、注意する為に自分に言い聞かせていることをさして用いることもある。