言うとしゃべるの違い

言うとしゃべるの違い

言うとしゃべるの違い

- 概要 -

言うは、意味のある言葉を意識して発することである。しゃべるは、無意識にでも言葉や音を発し会話することである。

- 詳しい解説 -

言うは、言葉、言語などの単語と同じ漢字で表現されていることからもわかるように、意味のある言葉を意識的に、大抵の場合は誰かに伝えようとして発することである。大事な話をする時に「あなたに言いたことがあります」とは言うが「あなたにしゃべりたいことがあります」とは言わない。

しゃべるは、単に言葉を発するだけではなく、会話をするという意味もある。例えば「独り言を言う」とはいうが「独り言をしゃべる」というのは違和感がある。独り言は会話になっていないことが多いからである。

また、しゃべるは意図せずに口が滑って話してしまった時の表現として用いる。さらには、特別意味のない会話自体のことや、口数の多い様子や口数の多い人、口が軽い人を指して用いたりもする。