アメリカザリガニとニホンザリガニの違い

アメリカザリガニとニホンザリガニの違い

アメリカザリガニとニホンザリガニの違い

- 概要 -

アメリカザリガニはアメリカ原産の日本にも生息する外来種である。ニホンザリガニは日本で見られるザリガニの中で唯一の在来種である。

- 詳しい解説 -

アメリカザリガニはミシシッピ川流域を原産とするザリガニである。日本では「ザリガニ」と言えば「ニホンザリガニ」であったが、現在では「ザリガニ」というと身近に見られる「アメリカザリガニ」を指すことが多い。雑食であり、状況によっては、共食いをすることもある。

日本では食用として用いられることは少ないが、アメリカをはじめ海外では食用としても用いられる。


ニホンザリガニは北海道や東北に生息する日本の固有種である。体長はアメリカザリガニより小さいが、体や足はアメリカザリガニより太いことが多い。かつては北日本の多くに分布していたが、現在では北海道や北東北でしか生息の確認が取れておらず、数が減っており、絶滅危惧種(絶滅危惧U種)であり、国の天然記念物である。