雨漏りと結露の違い

雨漏りと結露の違い

雨漏りと結露の違い

- 概要 -

雨漏りをは、何らかの原因で雨が建物内部に漏れてくることである。結露は、壁や窓に空気中の水蒸気が水滴として着くことである。

- 詳しい解説 -

雨漏りは主に屋根や壁など建物の天井近くから雨が内部へ漏れてくることをいうが、まれに風で押し上げられた水が思いもよらないところから漏れてくることもある。

原因は資材の経年劣化や、設計段階での欠陥、施工時の欠陥、自然災害など様々である。


結露は、空気中の水蒸気が冷たい壁や窓などに水滴として着くことを言う。部屋だけでなく、冷たいグラスの外側に水滴が着くのも同じ原理である。

部屋と外の温度差が、冬と夏で同じであったとしても、冬の方が結露が付きやすい。温度によって、空気中に含むことが出来る水蒸気の量が決まっており(飽和水蒸気量)、温度が高い方が空気中に含むことができる水蒸気量が多い為、気温が高い夏は水滴とならずに水蒸気として空気中にとどまれる量が多く、夏より冬の方が結露が起きやすい。