- 概要 -
アシカは暗灰色をしており、よくアシカショーで見るのはカリフォルニアアシカというアシカである。オタリアはアシカと同じアシカ科に属するが前述のアシカとは異なり見かけも雄のオタリアはたてがみが生えているなどアシカとは異なる。
- 詳しい解説 -
日本近海にも、ニホンアシカという種が生息されていたとされるが1970年代に絶滅したと言われている。もともと「アシカ」という呼び名もカタカナ表記であるが、葦が生えているところにいる鹿という「葦鹿」が「アシカ」となった。その為英語では「sea lion」である。
正確に言うと、アシカ科の中に、アシカ亜科とオットセイ亜科があり、アシカ亜科の中アシカ属とオタリア属がある。その為、近い種属ではあるが、別の種族である。
オタリアは南米の沿岸部に生息しており1頭の雄に対して10頭ほどの雌という形のハレムを形成して生息している。成体の雄はオレンジ色のたてがみ、大きい頭、少々上向きの鼻が特徴である。
日本でも、カリフォルニアアシカと同じく水族館で飼育されていることが多い。